つぶやき日記 Ⅺ

 

  残念ながら今年もコロナ禍での始まりとなりました。

  なんのネタもないまま今年もゆる~くつぶやいて行きます。

  どうぞよろしくお願いします。      月子

2023年12月23日

さて、いよいよ年末、クリスマスですね。

叔母からの恒例のチョコレートも届き、気分も天気も歳末です。皆さんはどうですか?

さて、先日、面接官をしたのですが、驚いたことがあります。特技に“ギター”と書いてあるので、興味本位で「どのくらい弾けるのですか?」と聞けば、「今は全くできません。譜面も読めません」とのこと。中学生のときに2年間やったことがあるのです、というのは50代の女性。それを特技と言っていいのか?それとも昨今の世の中はそんな感覚なのか?「アレ?」と思ったのでした。

かくいう私も子供のころ、ピアノとバイオリンを習わされていました。特にバイオリンは10年以上やったでしょうか?でもいまや楽譜も読めず、人前で演奏するなんて考えられません。当然、特技欄にバイオリンやピアノとは書かないのです。

くだんの女性は正直に話してくれたところは高評価、無事に二次面接に進んだのですが、趣味に華道と書いてあり、それなら特技は“生け花”ぐらいにしておけばいいのになぁ、なんて感じたのでした。

写真は阪神電車の駅で見つけたオレンジジュースの自動販売機です。オレンジがゴロゴロ入っていて、お金を入れると、目の前で自動的にオレンジを絞り出てきます。まさにフレッシュジュースです。

 

次は来年です。「つぶやきⅫ」に移ります。よいお年を!

2023年12月16日

今日は気味の悪いほど温かい朝です。来週はクリスマスだというのに、どうなっているのでしょう?まぁ、明日からは冷え込むらしいですが、変な気候です。

さて、真夏のロングブーツは違和感しかありませんが、真冬のTシャツ姿も二度見してしまう案件です。これとほとんど同じなのが、最近の若い子たちの流行のファッションです。マイクロショートパンツに素足むき出し。それなりに上着にコートやジャンバーを着ていますが、やっぱり丈は短く、寒風ふく中を細―い、白―い素足をむき出しにして歩いています。中には「安心してください、パンツ履いてますよ」とばかりにキワキワまでさらしている子もいて、見ているこちらがハラハラします。若さ溢れる今だからこそできる、といわれればそれまでですが、どの子もちょっとお頭が弱そうに見えるのが残念なところです。

義母などは私が薄着をしていると、飛んできてすぐにショールやら毛糸の上着で私を包みます。そんな人が彼女たちにはいないのでしょうかね?

写真は淡路名産の玉ねぎ。ただ焼くだけで甘く、立派なメイン料理になります

2023年12月9日

寒くなったり、暖かくなったり変な冬です。変な冬ですが今年の紅葉は見事ですね。

さて、先日信号待ちをしていると、反対側で待っている人が盛んに手と口を動かしている場面に出くわしました。「え?私に?」と戸惑いましたが、少し後ろにいた人と手話でお話していたのでした。なるほど、携帯電話が発達して、遠くにいても簡単に会話することができるようになりましたが、手話もある意味離れていても相手とお話できるツールです。

二人のやり取りがとても楽しそうで、しかもかなりのおしゃべりな様子。失礼ながら、そのやり取りを見ながら、今の手話は“びっくりした”?それとも“大きい”?と色々意味を想像してしまいまったのでした。「じゃあ、先に行っているよ」というような手話で、あちら側の人は行ってしまったのですが、本当に豊かな表現ができるツールとして感心しました。その動作もよどみなく美しく、手話ができるようになりたいな、と思いました。

一つ、老後の楽しみが見つかりました。

  さて写真は伊丹の「すし善」でのお寿司。田辺聖子さんの行きつけのお店に行ってきました。

2023年11月25日

今日は冷え込みましたね。

さて、老人ホームのお話も今日まで、先に日本で最初の老人ホームはキリスト教の信者である外国人だと書きました。そもそも江戸時代はキリスト教が禁止されていたのですが、明治政府が解禁したために、どっと宣教師が日本に来ました。そして布教活動の一つとして学校や養老院をはじめとする福祉施設を作りました。アガペーの精神の一環ですね。その一つが聖ヒルダ養老院だったわけです。

ただ、世界大戦中はキリスト教を敵国宗教と見る風潮がでたのと、宣教師の多くが敵対国のアメリカ、イギリス、カナダ出身であったこともあり、多くの福祉事業は中断されてしまいます。そんな中でも日本人のキリスト教信者が始めた福祉施設は残りました。中には今でも継続して運営されているところもあります。

結論として、日本の老人ホームの歴史はキリスト教の布教と大きくかかわっていたということがわかります。

今では当たり前のように存在する高齢者施設ですが、なんと外国からもたらされた文化だったという「へぇ~」なお話でした。

来週はお休みします。

 

写真は、牛肉ウナギ弁当!ペロリでした。

2023年11月18日

お天気が良くないです。昨夜の雨から寒気が入り込んできて、今日は最高気温が10℃とか。秋物の上着は出番のないまま眠っています。

さて、老人ホームのお話です。明治から徐々に老人に対する対策が始まっていた日本です。

当時としては珍しい老人ホームですが、いったいどんな人が入っていたのか気になります。江戸から昭和まで、高齢者は家族に囲まれて自宅で看取られるのが主流でした。そんな時代に老人ホームに入るのは、大正末期あたりから出現した極貧困層、もしくは逆に超富裕層です。

ある養老院の例を挙げてみます。Aおばあさんは、伊達家の家臣の娘として生まれ、20歳で殿中に召されたため生涯独身となりました。殿中から退いたのちはキリスト教の洗礼を受け、99歳で養老院に入居、100歳で亡くなられた。という記録があります。

またBおばあさんは元家老の家柄に生まれ、何不自由なく気ままに暮らしていたが夫となった人が様々な事業を起こすもいずれも失敗し破産、身よりもなくなり養老院に身を寄せた、と書いてあります。

明治の記録ですが、江戸時代の残り香のようなものがうかがえます。

中には30歳のころから三味線1本を持ち旅芸者をしていたがその旅の途上で病気になり70代で入所したというのもありました。面白いですね。

 

今日はこの辺にしておきます。写真はいただいたアケビです。若い子たちは見たことも食べたこともなく、気味悪がりましたが懐かしい味でした。

2023年11月11日

急に冷えてきました。でもこれが本来の11月ですね。

ドイツの句友からの情報ですと、まだ雪も降らない暖冬とのこと。温暖化もここまで進んでくると嫌でも実感しますね。

さて、老人ホームの話です。明治元年、初めて70歳以上の人口の調査が行われました。そのご88歳以上の老年者には「扶持を給付する」という法律が制定されました。今で言う年金の走りですね。これを機会に高齢者へのさまざまな対応がなされるようになりました。当時、人口における65歳以上の人口割合は5.6%。さらに幼者老廃者遺棄罰則なるものが制定されます。つまりそれまではお年寄りを遺棄していた家族が普通にいたという時代でした。こうして少しずつ高齢者に対する対策が国を挙げて行われていくようになります。

本日はこのくらいにしておきます。

写真はいただいた銀杏です。この銀杏、電子レンジで簡単に殻から出すことができるのをご存じでしょうか?一緒に教えていただいたので、皆さんにも情報のお裾分けします。

まずはただの茶封筒に銀杏を入れ、口をしっかり閉じます。これを電子レンジで30秒ぐらい加熱します。1つ2つ、はじける音が聞こえたらころ合いだそうです。

後はキッチンバサミなどで殻を割り、実を取り出して熱いうちに薄皮を剥くときれいな緑色の銀杏が出てくる、とのこと。すごく簡単で目から鱗でした。昔は専用の笊にいれて直火で気長に炒ったものです。

 

今夜の酒の肴が決まりました。

2023年10月28日

秋が深まってきました。今年も秋は短そうです。

さて、今回から何回かにかけて日本の老人ホームの歴史について紹介します。

というのも職場の医師が地域の歴史について詳しくて、「日本人が作った最初の老人ホームは神戸なんだよ」という話をしてくれたのが面白くて、興味持ちました。

実は、日本初の老人ホームは、キリスト教宣教師であるミス・ホアの主導で東京に作られた「聖ヒルダ養老院」と言われています。明治28年です。そこは女性だけの老人ホームでしたし、日本人が作った施設ではありませんでした。

で、日本人主導で作られた初の老人ホームが「神戸友愛養老院」です。明治32年です。ここは「神戸老人ホーム」の名称で現在も残っています。面白いのは、この設立者もキリスト教信者であるということです。これ以降、次々に同様の老人ホームができるのですが、ほとんどがキリスト教信者によるものでした。キリスト教の教えにある「アガペー」の精神、つまり“自分を愛するように隣人を愛せ”という観点が施設を作ろうとする動機になったと考えられます。教会に孤児院が併設されるのと同じですね。

本日はこれぐらいにしておきます。

次回はお休みします。

 

 写真はお土産の最中ですが、中にたいそうな説明書が入っていました。確かに餡が絶品でした。

2023年10月21日

最近、タクシーが捕まりません。なんでもコロナ禍で減ってしまった運転手さんが戻らないのだとか。私の住む地域では、驚くことに現在、タクシーの予約は受け付けてくれません。早朝でも深夜でも、その時に空車があれば来てくれる、と言われて驚きました。そうなると配車アプリに頼らざるをえません。これがたいそう優れもので、近くにいるタクシーがすぐに来てくれるため助かります。

そしてタクシーに乗車して驚くのが、IT化が進んでいるということです。

タッチ式のタブレットが並ぶ様子は近未来的です。行先もタブレットに入力して、検索して出発です。車体の主流もセダンからミニワゴンタイプに移りつつあり、ゆったり乗ることができます。

中年になり、歩いたりバスに乗車したりして疲れるよりもタクシーを選ぶ自分がいます。

 要するに衰えてきたということですね。でも、無理せず利用できるものは賢く使いたいと思います。

 

写真はこの季節から特に美味しくなるクリームパスタ、近所に新しくイタリアンレストランがいくつも開店して腕を競うのでこちらは助かっています。

2023年10月14日

金木犀の花が咲き始めました。

街角でフッと香るにおいに気づくと嬉しくなりますね。

さて、世の中では脱毛がブームのようですが、最近は女性というより男性、お年寄りに人気があるとか。男性は毎日の髭剃りから解放されたい、お年寄りは老後の介護される立場から介護者の下の世話の負担を軽減するため、と聞きます。

ただ、今後髭が流行しても一度脱毛した後は二度と髭は生えません。老後の介護も実は介護側からすればそれほど気にならない話だそうです。年を重ねれば頭髪が寂しくなるのと理屈は同じ、と聞き納得しました。

友人の息子は、サッカー部に入ってからひざ下の脱毛をするべきか、やめておくべきか日々苦悩中。思春期ですからね。目の前に座る同僚は、目下毛抜きで指の毛抜きに没頭中。

なんにせよ、他人からすればどうでもいいとしか言いようのないはなしですが、当人にとっては深刻な毛の話でした。

 

食べ物が一段とおいしく感じられるようになってきました。写真は職場近くの台湾料理の出前です。ルーローハン。美味しいタイ米はぱさぱさせず、ジューシーです。

2023年9月30日

涼しくなりましたね。

昨日は暑かったものの、カラッとしていました。

さて、皆さん気が付いていますか?最近カメムシが大量に発生しています。

訪問した患者さん宅の網戸に無数のカメムシがいたのが始まりで、事務所のエレベーターの中、マンションの駐輪場、玄関の壁、とありとあらゆるところにその姿を見ます。

このカメムシ、美しい緑の個体はまだ我慢できても害虫チックな色のものは、まさに忌み嫌われる感じです。彼らは刺激されると臭いにおいを出すので有名ですが、おかげでカエルや蛇など捕食者はカメムシを食べるのを嫌がります。やっぱり食べていて後味が臭いのは皆嫌なのです。つまり、自然界で捕食者により駆除される確率は低く、ひたすら耐えねばなりません。カメムシの寿命は約1年。猛暑の年はどうしても数が増えるそうです。今年は試練ですね。カメムシはアメンボウの仲間です、そう考えればまだ親しみを感じるかも?

カメムシは意地悪されると刺しますので、ご注意を。

次回はお休みします。

 

写真は先日の句会にてふるまわれたブラジルのポンデケージョ。ドーナツのポンデリングの元祖です。タピオカ粉が入っているとのことでモチモチでした。この日はブラジル人も一緒に句会を楽しみました。

2023年9月23日

急に気温が下がり、湿度も下がり、今日から「秋」という感じです。

さて、宴席で中央の席を用意されるようになり「ああ、自分もそういう歳になったのだな」としみじみ思うこの頃です。この中央の席、実は難しいのです。周囲が気を使ってくれるほどの大物なら、次々と話しかけてくれるものだからいいのですが、それほどでもない場合は自分が座を持たせなくてはなりません。もっと悪いと自分を中心として左右に話題が分かれてしまい座が分断される、最悪な場合は自分が中央にいながらポツンと取り残されるというデンジャラスゾーンなのです。

以前の私は端に座り、誰のコップが空になっているか、次の料理注文のころ合いを測ったり、会計をしたり、と忙しなかったのですが、それはそれで実は居心地よかったのかもしれません。

季節もよくなってきたので、これから年末に向けて宴席が増えてゆくことでしょう。できれば5人までの小さな会が理想だと思っています。

 

写真は名残の夏野菜のパスタ、これからは秋のおいしいものが出てきますね。

2023年9月16日

阪神が優勝して、こちらは大いに盛り上がっています。「アレ」の封印も解け、どこへ行っても優勝の話ばかりです。でも日本一にはオリックスがなるのだとか、野球に興味のない私には分かりませんが、球団の勢いが違うのでしょうか?

さて先日、20時頃に帰宅中、「カオナシ」が正面から向かって来るので驚いた。それは夜中にウォーキングするおばあさん。夜中なのに白粉を塗りこめ、眉毛は横一文字に海苔のようにべったり書き、目の周囲はぐるりと真黒。口紅は真っ赤。街頭に照らされて、顔だけが浮き上がっているようではっきり言ってかなり怖かったです。

でも、いつまでもお化粧をする気持ちは大切です。最近は男性も化粧をするのが当たり前なのだとか。近所の男の子はまるで韓流スターのようにきれいに化粧をして通学しています。奇麗すぎて人形のようです。どうも薄く口紅も塗っている様子。そこいらの女子高生よりも奇麗なのでした。

ニキビ顔の子供はほんの一握りです。汗臭そうな子も見かけません。それよりもいい匂いがしそうな気までします。

朝、顔を洗えばことが済んでいた男性もついに朝は早起きせねばならなくなりました。

男性が眉毛を整えるのは、もはやエチケットだそうですよ。

 

写真は今はまっている「バターナッツかぼちゃ」。これでポタージュをつくると甘くて美味しいのです!

2023年9月3日

やっと残暑っぽくなっていました。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

さて、今日は親子についての話です。

 親子べったりは恥ずかしい、ということは頭では理解していても、客観的に自分自身を振り返ることは稀です。この親子べったり、母親と娘、母親と息子というのがもっぱらで、父親とべったりというのはついぞ見たことがありません。つまり母親がカギを握っていることがわかります。

母親が子離れしていない場合と、子供の親離れしていない場合に分けられるのですが、最近よく見るのが親離れできていないケース。

ある老人施設では、毎日、独身の息子が来て母親と夕食を共にしていくという。ママが「尿意で夜に1回起きた」といえば、膀胱の病気ではないか、食事が悪かったのか、と大騒ぎ。しかも大事なママのためなのでかなり高圧的。最近は退職したらしく、毎日昼前に施設に来て、夕方まで狭い個室に母と閉じ困って過ごしているとか。やれ「薬を持ってくるタイミングが遅い。部屋の湿度は何度か?血圧を測れ!」と毎日大騒ぎ。

もう一つ、娘が母親のメンタルの浮き沈みに感化されてしまうケース。母親が鬱になれば娘も鬱に、躁になれば娘も躁になるため家の中は崩壊寸前。何をするでも母親の指示待ちなために娘は薬すら飲めなくなります。

独身者が増えつつある中、高齢の母親と、熟年の子供が一つ屋根の下に暮らす事例が増えています。順当にいけば、母親が先になくなるわけでそうなった先に彼らの人生はどうなるのか?心配です。

 

写真は桃のケーキ。旬なので桃があっちにもこっちにも溢れていますが、もう終わりますね。

 来週はお休みします。

2023年8月26日

台風のシーズン到来です。この暑さもあと少しと思うとじっくり味わいたいような気がします。

さて先日、久しぶりに再開された句会に顔をだしてきました。お互いに約4年ぶりの再会となりましたが、やはり大きな変化は否めませんでした。私は眼鏡がないと字が読めなくなり(勝手に老眼と思っていましたがもっと悪い乱視になっていました)、尊敬する先輩には杖が必要で、私と同じ速さでは歩けなくなっていました。又いつのまにか同棲を始めた仲間、卒業してもう句会に来れない人、遠方に引っ越してしまった人、廃業した人、本当に4年という年月は変わらざるを得ないほどの長さだということを痛感しました。

人類にとってコロナの影響は大きい。この4年間を無為に過ごした人、一念発起した人、この行動の差は大きいです。今やほとんどの人がマスクを外していますが、早く外せた人そうでない人の差はそのあたりにあるような気がしています。

相変わらずコロナは流行っています。でもコロナに吞まれてはいけない、そう強く思います。このコロナの世界から抜け出すために、毎日お花を飾る、妻に代わり料理を作る、マニキュアを始めてみる、

色々あると思います。もう元の世界には戻れないなら、もうワンステップ自分に自信をつけていきたいですね。

写真は近所のパン屋さんのパニーニ。世界パン選手権で日本が優勝した時のメンバーが開いているお店のもの。すぐに売り切れちゃいます。

 

 

2023年8月19日

 台風が過ぎ、夕方には秋の虫が鳴くようになりました。

 今日はコロナで長い間中断していた句会の再開日です。どれだけの人が集まるのかはわかりませんが楽しみにしています。

 さて皆さんはお盆に里帰りはしたでしょうか?できた人もしなかった人もちょっと現実的な話をします。

お金の話です。

 在宅診療でよくあるのが、医療費を親の口座から払いたいが、通帳が見当たらない、判子が無い。もしくは判子が山ほどあり、どの判子がい正しいのかわからない、というもの。現在、個人情報の保護が重要視され家族でもおいそれとはハンコや口座の情報は教えてもらえず、途方に暮れる、というパターンが多くみられます。「親父は確か認知症になったときにもらえる保険に入っていたはず」だが、どこの何という保険に入っていたのかわからない。親の暮らす家には荷物があふれ、通帳もどこにしまっているのかわからない、残念な話です。

 普段から親に大事な通帳などのありかを聞いておくことは大事なことです。聞きにくいから、と先延ばしにしていると手遅れに。

 かく言う私も、父に聞いてみましたが遺産を狙っていると誤解したのか、頑として教えてくれず手こずっています。これ本当に皆さんご苦労されています。心当たりのある方は、子供に教えておいてあげてください。

 写真はMRさんが持ってきてくれた豪華お弁当、ただしみっちり勉強させられました。

2023年8月5日

のろのろ台風、心配ですね。

暑さも吹っ飛ばす台風というより、車を吹っ飛ばす台風です。

ドイツの句友の話では、あちらは20度前後の日が続いているのだそうです。うらやましい限りですね。

 明日は8/6。いろいろ考える一日にしたいと思います。

さて、アスペルガー症候群という言葉を聞いたことがあるでしょうか?自閉症の一種で、知的障害がないタイプを指すそうです。意外なことに医者の世界に多く存在するそうで、医学界での「あるある」だとか。だいたいは研修中や、在学中に教師が気づいて人間関係が必要な臨床医の道からあまりコミュニケーションが必要ない放射線科や麻酔科、研究医への道への進路転換を促すそうだが、中には臨床の世界にデビューする人もいるのだとか。

 知っている精神科医がそのアスペルガーなのですが、ご本人が公言しておりその不思議さから人気ものです。驚くのがスーパークレバーということ。ケガした亀を拾えば、亀の文献を読み漁りついには亀の治療ができるほどになったり、漢詩に興味をもてばあらゆる漢詩を諳んじてしまう。歴史に疑問を持てばあらゆる年譜が頭にインプットされ、院長に就任したら経営学について知識を深め、事務長が不要になってしまいました。最近の興味の対象は雑草と短歌。

 アスペルガーも立派な個性となっているのでした。皆さんの周りにもいませんか?

 来週はお休みします。

 

2023年7月29日

先日、テレビ番組で江戸時代からまだ160年しか経過していないと言っていて驚きました。まだ、そんなもんなんですね。江戸幕府は300年続きましたが、それよりも短いわけです。考えれば将軍は15代続き、明治からの天皇は明治、大正、昭和、平成、令和の5代なので当然ですが、世の中はもしくは世界は大きく変化しました。

気温も、江戸時代から4度上昇とのことです。

4度上昇?そんなもんでしょうか?昨日は車の気温計が40度となっていました。

グリーンランドは氷がどんどん溶けて見るも無残な姿を見せています。

エアコンを使うと、二酸化炭素を排出してしましますが、エアコンを使わざるを得ないジレンマに悩まざるを得ません。

人間は、文明の発展とともに一気に地球の環境を変えてしましました。このままいくと選ばれたものだけが火星へ移住、もしくは持たざる者だけが火星に追放、という時代が現実のものになりそうです。ずっと先の話と思っていたのですが、たった160年でこのありさまですから、この先の160年はどうなるか、目に見えているような気がします。

怖いですね。

写真はロサンゼルス土産のチョコレートです。一粒がずっしり重く、すぐにニキビができました。

2023年7月22年

 暑すぎて、蝉まで黙る日もチラホラ。皆さん、きちんと水を飲んでいますか?

 子供の頃、部活中や授業中に飲み物を飲むなんてことは考えられませんでした。今は授業中の先生も生徒も普通に水を飲むそうです。我慢せずに飲むことが大事です。毎日、熱中症で救急搬送されるニュースがでますが、笑い事ではりません。

 熱中症をなめていると大変なことになります。あっという間に命を持っていかれるのはご存じでしょうが、もし助かっても思い腎臓病の後遺症が残ったりするのです。

 高校生が熱中症となり、人工透析が必要な体になった例もあるほどです。点滴さえしてもらえば、簡単に治ると思っている人が多いのですが、実は医療界では大変な病気なのです。

 畑の収穫、草刈、水やりも気になるでしょうが、早朝か夕方に。ランニングもしかり。

 歳を重ねると、暑さ寒さを感じなくなってしまうので、自分の感覚を信じないように。

 在宅の患者さんで、冷房を入れたつもりで暖房をつけて私たちを待っていた方がいました。冬にボタンを暖房に設定して、そのままだったのでしょう。

 こんなことにならないように気を付けましょう。

 

 写真の白なすにはまっています。とろとろになって美味しいです。

2023年7月16日

梅雨明けを目前にして、連日の猛暑で参っています。皆さんは冷房をちゃんと使っていますか?

さて人の名前の話です。義母が手紙などに書く義父の名前は“長光”。ところが、葬儀の時に“永光”が正しい名前だと判明しました。家人も義姉も「ずっと不思議だった」と話しており、とうの本人である義父までもうやむやにしてきた謎だったということになります。まぁ、義母の例は極端にせよ「斎藤」を斉藤と書いたり、「木﨑」を木崎、「髙田」を高田というように間違えて書くことは多いものです。

叔母の名前は「榮子」ですが、私もついつい略して「栄子」と書いてしまいます。“小國”という知人は、自らもっぱら“小国”と書いています。

ここまではよくある話ですが、先日、その逆パターンに遭遇しました。「広田」さんが契約書に書いた名前は「廣田」、あっちにもこっちにも「廣田」と書き込んでありました。しかし保険証の名前は「広田」。実はこれ、死亡診断書を書くときに非常に大切な話になるためにぜひとも確認せねばならないポイントです。結論から申せば、保険証の「広田」が正しかったのですが、奥様曰く“こっちのほうが好きなの”という事でした。

 

他人が名前を間違えると怒る人が多いものですが、ご本人があえて変えている場合は許されるものです。日本ならではの名前の奥深さが面白い、今、人の名前が気になります。

写真は先日伊丹で集まりがあった時のもの、ビールが美味しい季節です。

2023年7月1日

梅雨なので雨は仕方ないですが、極端な大雨は困りますね。沖縄は梅雨明けしたのに、こちらは長い梅雨の真っただ中です。

さて、最近気になっているのが“OSO18”という熊の話です。

北海道の標茶町下(オソツベツ)で出没するということと、足の幅が18cmということでこの名前が付きました。何年も前から放牧されている乳牛を襲い、決してつかまらない賢い熊です。1915年の北海道開拓民が人食いヒグマに襲われた事件は有名ですが、この熊がいつか人も襲われないかと心配しています。

熊は執着心が非常に強い動物として知られています。一度狙うとしつこく追うのです。怖いですね。

ただこういう事件は、人間のせいで自然が、またエサが減ってきているために起きている致し方ない出来事とも言えます。これ以上続かないでいて欲しいと願いますが、熊も生き延びねばなりません。人間が生きるために飼っている家畜を襲って何が悪い?人間との違いはどこにある?と思ってしまうのは私だけでしょうか?

最近の獣害、いろいろ考えさせられます。町中に出没する猿、猪に鹿。そして北極の白熊も絶滅しそうです。残念ながら地球上でもっとも悪い生き物である人間はまだまだ繁栄しそうですし、ますます彼らのテリトリーを侵しそうです。残念な話ですね。

 

さて、写真は句友の奥様の個展を見に行った際に食べた明石焼きです。玉子が高騰しているので貴重ですね。

来週はお休みします。

2023年6月24日

6月に入ってから立て続けに行事があり、土曜も日曜もない有様です。

この3年間に合えなかった人たちと急に対面する機会が増えている訳ですが、もう大変です。以前にも書いた通り私は人の顔と名前を覚えるのが苦手。すでにいくつかの会でも、名前と顔がごちゃ混ぜになりかなり冷や汗を書いています。向こうがこちらの名前を憶えてくれていると尚悪く、緊張し通しの時間になります。

なんでも記憶力の良い人の記憶方法というのがあるそうで、いろいろな事柄と紐づけして記憶するといいます。「パン屋」さんと覚えた人の名前は「ベイカー」さん、というように覚えるのだとか。これは「ベイカーベイカーパラドクス」と呼ばれる心理現象なのだそうです。すでに自分の中にある記憶と結び付けて覚えるという訳です。でも私のようにこれが瞬時にできる人はどうすればよいのか?ひたすら繰り返し反芻して覚えるしかないのでしょう。ただ、暑くなってきたのでマスクを外しておられる人が増えたので、少しずつ記憶の糸を手繰り寄せながらなんとかやっています。

 

写真は神戸市の森林植物園です。今、紫陽花が見頃です。

2023年6月17日

行ってまいりました、東京へ。

新人賞の授賞式へ無事行ってきました。前日まで、励ましの電話や東京案内の連絡が沢山あり、「月子は無事に行けるのか?」という心配をおかけしました。

職場の同僚達からも、句友からも「何かあったらそこを動かずに電話しなさい」と言われて向かった東京駅は巨大すぎて出るのも大変。品川駅ばかりを利用していた田舎者にとっては大冒険の一日でした。

 

帰りは佳乃主宰がタクシーで駅まで付き添ってくれ、「ここの店でお土産を買って、この改札から乗りなさい」と案内してもらい、これまた無事に帰宅できたのでした。

写真は頂いた賞状と落款です。落款なんて持っていなかったのですごく嬉しいです。

さて、下の写真はこの春に創刊した「麒麟」。若い句友が編集長を務めています。西村麒麟主宰の巻頭の「俳句は文学である」「俳句は平等である」「俳句は自在である」という言葉に深く同感し心打たれました。また、雑詠欄について「雑詠欄は最も面白く、緊張した場所でなければならない」との姿勢を明記しています。この結社、素晴らしい集団になりそうです。

 コロナも過去のものになり、私もそろそろ外に向かって再起動する時期が来たようです。

2023年5月27日

窓を開けで1日を過ごせるようになってきました。

この時期が来ると、家じゅうを見直して、無性に物を捨てたくなりますが、これも気分が開放的になるからでしょうか。

さて、先日「歩行者妨害」で白バイにつかまってしまい、長年のゴールド免許からおさらばする運命となりかなり凹んでいます。この“歩行者妨害”というのは、今盛んに取り締まられている違反ですが、その境界線が分かりにくいのです。

かくいう私の場合、横断歩道にいたご婦人は、「どうぞ、どうぞ」と手で合図しており、実際に前の車はそのまま通過しても取り締まられず、その後ろを走っていた私だけが違反切符を切られました。前の車と、私の間にどのよう差が取り締まりのポイントとしてあるのか、まったく不明です。警察官に問いただしても、満面の笑みで違反切符の説明を押し通されるばかりでうやむやに。

佳乃先生からは「仮に“どうぞとされても停止しなければならなかった」と注意されましたが、だとすれば前を走っていた車は?と釈然としないままです。とにかく皆さん、信号機の無い横断歩道では気を付けましょう。

やはり歩行者優先であることには変わりがないので、とりあえずは止まりましょう。

さて、来週と再来週はお休みします。それぞれ土曜日も日曜日も所要があり、スミマセン。

写真は龍野のドライブインでしか手に入らない塩大福です。癖になるほどおいしいです!

 

 

2023年5月13日

蒸し暑い季節がやってきましたね。

皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

さて、御届け物を受け取ると、そのお返しに頭を悩ませます。場合によっては、同等、もしくはそれ以上のものを返す必要があります。

ひと昔前までは、この品で見合うだろうか?と悩んでいたことが、今ではネットで検索して送られてきた品物の値段が簡単に分かってしまう下世話な時代になりました。

でもネットを検索するようなことをしない人たちもある程度存在するわけでして、いかなご100g、送料込みで3000円足らず、に対してビックリするような焼酎が贈られてきたり、1700円の句集に対して、目もくらむばかりの美しいカッティングが施されたグラスだったりすることがあります。そういった場合、更にお礼を返すべきなのか難しい判断になります。お礼に対するお礼、という何やらよくわからない状態はまさにカオス、どうしたらいいものか、スッキリしないまま時間ばかりが過ぎるのでした。

皆さんはどうしているのでしょうか?

 

写真は叔母からのローザのクッキー。いつもこの時期には手作りのバジルペーストを送ってくれるのですが、去年と今年はバジルを育てることができずにいます。ローザのチョコレートはこのコーナーでも毎年年末に叔母が贈ってくれるプレゼントとして恒例ですが、こんなかわいいクッキーもあるんですね。レトロチックでもらって嬉しくなりますね。

来週はお休みします。

2023年5月7日

ゴールデンウイークの後半は雨に祟られましたね。

さて先日、手相を見てもらう機会がありました。なんでも左手が今の運勢、右手が将来の手相となるそう。

で、私の手相といえば、何でも起業すると大成功するとか。ただ、事業で成功を収める相がでている、と言われえも自分が「何がやりたい」のか分かりません。今までも興味を持ったこと、知りたいと思ったことには突進して来たものの、やや場当たり的な感じはぬぐえず、何かを目指して邁進するという訳でもなく、ましてや新しく作り上げるような事はありませんでした。ちょっと真面目に考えよう、と思い始めた次第です。

一緒に手相を見てもらった同僚は「将来、大金が舞い込む」とのことで、末永く二人でタッグを組めば、大成功!と捕らぬ狸の皮算用となったのですが、お互いに自分自身のこの先の生き方について考える良い機会になったのでした。

同席したもう一人は今一つの結果で、誰もが良い手相とはいかないという事が、より真実味が増して気分良くした一日となりました。

ただし手相は変わるものだそうで、いつまでも同じ結果とはならないとか。

なかなか奥が深そうで、当たらなくとも楽しい。皆さんも一つ手相を見てもらってはいかがでしょうか?

 

写真はチョコレートマカロン。贅沢な味でした。

2023年4月29日

ゴールデンウイークに入りました。今回は久しぶりに行動制限のない連休のため、出かける人も多いのではないでしょうか?

さて、コロナが5/8から5類感染症になります。これで一安心、と思っている人が多いのではないでしょうか?ところが逆です。5/8をもって、コロナに感染した場合の医療費がグンと上がります。これまでは全額国費負担で、検査費用、薬、治療費、入院費用は無料でした。これが、コロナ治療薬以外はすべて有料に移行します。

コロナに罹患して、喉が痛いから「トローチ」、熱が高いから「解熱剤」、今までは無料でしたがコロナ治療薬ではありません。あくまでも症状を緩和するための対症療法です。コロナ治療薬は、ラゲブリオやレムでシビルといった特定の薬のみを指します。

熱があるから抗原抗体検査しよう、PCR検査をしよう、これも無料でしたが、今後はすべて有料です。

有料になるからといって、医療機関は発熱患者に検査を実施しないわけにはいきません。つまりおちおち熱も出せないのです。皆さん、油断してはなりません。

この先、コロナ治療薬も自己負担となる日がくることでしょう。ラゲブリオは一粒2800円程度、投与開始されれば5日間40錠飲み切る必要があります。ざっと10万円です。保険負担率が1割なら、薬代だけで1万円です。なかなかな額です。

これまでのコロナ治療費の負担で国は3兆円を使ったと言われています。今後は自分たちで負担しなければなりません。気を付けましょう。

写真は、香川へ遊びに行った同僚のお土産です。私には懐かしくて嬉しい、讃岐うどんです。

 

2023年4月15日

生憎の雨模様ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

先ほど、岸田総理大臣の和歌山での演説直前に爆弾が投げ込まれるというニュースを見ました。安倍総理大臣に続いて「またか!」と思わされましたが、幸いけが人は出ませんでした。警備体制も厳重だったのでしょう。

平和ボケと言われる日本で、この件は再度考えさせられることになりそうです。

さて、コロナがインフルエンザと同列に並べられることになりましたが、ワクチンは打たねばならないとか。しかも医療従事者は春と秋に1度ずつ、接種せねばならないと聞きました。

インフルエンザの予防接種とは違い、副作用の強いコロナワクチンを打つのは本当に勇気がいります。もう3年以上もなろうかというのに、副反応の抑えられたワクチンが出てこないのは残念なことです。接種後の副反応に苦しめられている短い期間、病気に苦しむ人たちの辛さを共感することができます。病気とはこんなにつらいものなのか、体験できます。

お陰で、病に苦しむ人たちに少し寄り添える気がします。

辛さ、苦しさは喉元を過ぎれば忘れがちですが、他人事ではないという事、実際に苦しんでいる人がいるという事を忘れないでいようと肝に銘じたいと思っています。

 

 来週はお休みします。

2023年4月8日

さて、最近、“うっかり”が増えて困っています。

通勤のカバンから、仕事中のカバンへ財布を移したまま忘れていたり、免許証も然りです。

週末に免許証がないことに気づいたときはかなり落ち込みます。

帰宅中に買い物をしようものなら、レジに並び会計寸前で気づき商品をもとの棚に戻します。このときの倦怠感は言い表しようがありません。

そこで、最近やり出したのがカバンのポケットや、ポーチ、セコムのカード入れ等に1万円札を入れておく、という自己防衛です。これがなかなか効果あり、「あっ」となっても涼しい顔でポーチから1万円札を出せば、誰も気が付きません。

ちょっと前まで、誰もがマスクを忘れたときのために、あっちにもこっちにもマスクを忍ばせていたように、工夫したわけです。

さすがに免許証はどうしようもありませんが、自分のうっかりに“工夫で立ち向かう”ということに満足しています。

皆さんは何か工夫しているようなことがありますか?

 写真は、近所にランチへ行った時のもの。自家製のハムもおいしかったですが、春らしいプレートが綺麗でした。

2023年4月1日

おはようございます。

神戸では昨日、今日が桜の盛りです。

天気も良い日が続いて、お昼にサンドイッチを持って桜100名選の一つと言われる“夙川”へ花見に行きました。桜を見ては来ましたが、座る場所を見つけることができず、事務所に戻りましたが、そのくらい沢山の人が花見に出てきていることを嬉しく感じました。

マスクを外している人も増え、コロナが過去になりつつありますね。

さて、在宅診療をやっていると、終末期の患者さんと向き合うことが多くなりますが、その姿に考えさせられることがあります。「何かやらないと人生、生まれてきた意味がない」と最後の最後まであきらめない人、何も望まず受け入れる人、受け入れられない人。“死”というものに嫌でも向き合わざるを得ないのですが、今の日本は死にたいする耐性が非常に低いのが問題です。ひと昔前までは、家で亡くなる方がほとんどでした。おのずと子供の頃から祖父母の死や、隣近所のお年寄りの死に接する経験から、人はこうやって死んでいく、死とはどういうものなのかを学びます。

ところが今の日本はほとんどの人が病院で亡くなるうえ、“死”というものに向き合わないようになってきています。“死”は病院が対応してくれる他人事、なのでいざ身内の死や自分の病気に向き合うと気が動転してしまうのです。“死”を知らない、この問題は大きいように思っています。

先週の日曜日は「春の集い」でした。久しぶりに生ケーキと珈琲で、皆さんおしゃべりも盛り上がり、開催した側からすれば本当に良かったです。

また、皆さんお会いしましょう。

 

 

2023年3月18日

異様に温かすぎる春です。来週には桜が咲き、再来週には散ってしまうとか。

26日の「春の集い」まで散らずに持って欲しいと願います。

WBCで久しぶりに国民が一体感を感じています。一昨日、外食にでると飲食街はガランとしていて、店主に聞くと「WBCですよ」とのことでした。

野球に興味などない私もついつい見てしまうのはそれぞれの選手の魅力が素晴らしいからでしょう。アメリカでも頑張ってほしいものです。

さて自転車にのるときにできればヘルメットをかぶるように、という国の方針が決まりました。世の中見渡してみれば、電動自転車がずいぶん増えました。毎日の出勤時の電動自転車の速度はかなりのものです。そして子供を送り出勤するママ、パパは特に忙しいのか輪をかけてスピードが速いのです。しかもそれぞれが先へ行こうと争うものだから、四六時中衝突したり、ひっかけたりしています。そして、皆さん派手に転倒しています。電動自転車は重量級なので本当に危ないです。いつか自分がまきこまれるかもしれない、とヒヤヒヤしています。

今回の国の指針は、転倒してとっさに手が出ない高齢者や、投げ出される子供には義務化でもいいかもしれません。だからといって自分が被るか?といえば被らないですが、一考するときに来ているのかもしれません。

写真は明石の地酒です。句友が贈ってくれました。魚介に合う、美味しいお酒でした。

 

来週は「春の集い」もありお休みします。

2023年3月11日

ついに明後日からマスクが解禁ですね。職場はマスクを外すことで意見が一致しました。患者宅へ行くときのみマスクを装着します。皆さんはいかがしますか?

さて、レカネマブというお薬をご存じでしょうか?認知症の一種であるアルツハイマーに特化する夢の薬といわれ、認知症の患者さんから熱い視線を浴びている新薬です。

アルツハイマー型認知症とは脳にアミロイドβというタンパク質が少しずつ溜ってしまう病気です。アミロイドβは神経細胞を破壊してしまうので、神経細胞の塊である脳の細胞が破壊され認知機能が低下してしまうのです。

ただしアミロイドβは誰の体にも存在します。通常は小さく分裂して排出されているような一般的なたんぱく質です。ところが変異して大きくなったものは上手く排出されないので脳に残っていくのです。そうなると病気です。

レカネマブはこの変異したアミロイドβを排除する働きがあるとされ、夢の薬となった訳です。じゃあ良かったね、とならないのがお金の話です。一年で約350万円という薬価に、容易に手が出せない人は多いのではないでしょうか?しかも一度飲み始めると死ぬまで飲まなければなりません。

 

悩ましい限りです。でも、知ってしまったからには使いたい。認知症になる家系の私は興味しんしんですが、自分の寿命がいつまでなのかを図れず、飲み始める時期とお財布事情との狭間で悶々としています。

写真は岩清水八幡宮です。お天気が良かったので行ってきました。

また、私事ですが、新人賞受賞のお祝いのお手紙を沢山ありがとうございます。必ずお返事を書きます。

2023年3月4日

 梅が満開で、いい匂いがしています。

 私事で恐縮ですが、ありがたいことに伝統俳句協会新人賞を頂きました。皆様に支えられて何とかここまでやってこられました、感謝します。これからも初心を忘れずに励みたいと思っています。

 さて、話は変わりますが、ETCを搭載した車にお乗りの方なら誰もがご存じの“料金”や“カード未挿入のお知らせ”等のアナウンスの声、だれの声かご存じでしょうか?

 何気なく聞いている人がほとんどでしょうが、これが「となりのトトロ」のサツキちゃんの声だと知れば、きっとこれからのドライブが楽しくなるでしょう。そう声優の日高のり子さんの声なのです。誰が聞いてもムッとしない、そういう声を探してたどり着いたのが彼女の声だったそうです。吹込みの作業はそれはもう大変だったそうです。当たり前ですが、ありとあらゆる料金パターンがあるわけで、「料金は〇〇円です」を延々と吹き込んでいったそうです。

 どうでもいい知識ですが、知っていると知らないとでは大きく違うお話でした。皆さんも耳を澄まして聞いてみて下さい。確かにサツキちゃんに言われている気になれますよ。

 写真は竹葉亭の“ひつまむし”です。自分へのご褒美に奮発しました。

2023年2月18日

今日、明日にでも春一番が吹くとか。待ちに待った春が来ます。

さて皆さん、お馴染みの人気エッセイ「俳句、そぞろ歩き」のコーナーで味噌の仕込みが取り上げられていたのを覚えておいでだろうか?このたび、ありがたくもその完成品を頂きました。味噌の仕込みに犬の毛が入り込まないように、長の散歩に出かけた句友Tさんですが、犬をこよなく愛す私は犬の毛ぐらいには目をつむるのでした。

 まさかの立派な出来栄えと味に唸ることしばし、やはり手作りに限ると痛感した次第でした。味噌は平安時代にはすでに日本に存在しており、江戸時代に広く一般庶民に出回ったと言われています。味噌の甘味は米麹の量に影響されます。そして辛さは塩分に影響されます。で、ミラクルなことに熟成を重ねると糖分は酵母や乳酸に分解されますし、塩慣れ、と言われる現象で塩実が和らぐことが分かっています。

 大豆のたんぱく質を酵母が分解し、熟成すればするほど旨味が増すのです。究極の味噌には出汁が不要ともいわれます。

 

 手作り味噌、コレステロールが高いと健康診断で引っかかった身にはありがたい逸品です。ましてや句友の手作り!なにやら効能がありそうでは有りませんか。これから毎日味噌活です。かたや同僚はスー活(朝スープを飲むことらしい)するそうです。

 来週はお休みします。

2023年2月11日

最近、回転ずしの事件をはじめとし、稚拙な若者の行動が取りざたされています。中には両親と謝罪に行き、受理されなった、という話もあります。両親にしても真摯に謝罪すれば許されると考えたのでしょう。今頃は、きちんとしつけなかった代償を負わされて途方に暮れていることだろうと思います。後悔先に立たずです。

グレてはいないが悪い、そういう若者が増えている気がしています。

そんな一見普通の子供が、やってはいけない事を“悪ふざけ”のつもりでやってしまう。先日も、一人の小学生が道端で行きかう人に小石を投げて遊んでいました。直接当てるのではなく、目の前やすぐ横の道にあたるように石を投げ、驚く大人の反応を見て喜んでいる様子でした。まさに“悪ふざけ”です。サラリーマンにランドセルをつかまれて怒られると、必死の形相で振り払おうと泣いて叫んで大騒ぎ、挙句の果てにはランドセルから腕を抜き、ランドセルを置き去りにして逃げたのでした。「ごめんなさい」と言えば済む話なのに…。私はその様子をジーと車の中から見ていたわけですが、その子の心の闇をみたような気がしてゾッとしました。

先の事件と言い、悪いこと、してはならないこと、謝ること、をきちんと教えられていない子供が増えています。ふざけてやったことは許される、と思っているしそう教える親がいたという事でしょう。

スーパーでひき肉のパックに次々と指を突き立てている子供に「汚いからやめなさい」と母親が言うのを聞いて、これではダメだな、と思ったことがあります。こういう風に育てられた子供たちが、道を譲らなかったり、自転車でぶつかっても走り去ったり、するようになるのでしょう。

この先の日本を担う若者が、立派にとはいかないものの、せめて常識がある大人に成長して欲しいと、切に願います。

写真は鳥取を有名にした“すなば珈琲”。同僚が弾丸日帰り旅行で行ってきました。密かに応援している県なので、嬉しいお土産でした。

2023年2月4日

 今年は久しぶりに新年会のお誘いがチラホラあります。でも面白いことにどれもが2月。コロナの第8波のせいで1月は避けた結果でしょうか。そして、昨日の新年会は“もつ鍋”でした。みんなで鍋料理を囲むなどとは、少し前では考えられませんでした。

こうして少しずつもとの生活に戻っていくのでしょう。で、問題はマスクです。ここ数年で知り合ったために、マスクをしていない顔を見たことがないまま今に至る人が数多います。飲食をともにしている同僚の顔はお互いに見知っていますが、なんと、自分のクリニックの医師の素顔を知らない、という事実にもう笑うしかありません。先生はいつも個室におられるし、食事を一緒には取りませんから。

マスクの下のお顔はシュッとしているのか、思いのほか福福しいのか、はたまたお髭があるのか、ドキドキしながらその日が来るのを待っています。が、先生も私たちの素顔を初めて目にするわけで、しばらくは新鮮な気持ちに浸ることになりそうです。

と、能天気にワクワクするですが、戦々恐々としているのはマスク産業でしょう。自動的に売れ続ける夢のような時代は終わるのです。どこに活路を見出すのか、興味津々です。

 

写真は一年遅れで届いたビンドゥンドゥンのキーホルダー。中国に赴任中の友人が、オリンピック期間中に購入してくれたのですが、なかなか帰国できず、この度の春節でやっと一時帰国。ようやく私のもとに届いたのでした。すでにプレミアム感があります。

2023年1月21日

10年に一度の寒波が来るとかで、なんとなく日本全体が緊張しているような気がします。とはいえ、いかに寒くても仕事は日々たんたんと続くわけで、受け入れるしかありませんね。 さて、全国でも故郷納税の額が低いのが兵庫県西宮市だそうです。何そうなるのか?周囲に聞けば、いわゆる“返戻品”に魅力が無いかららしいです。そうなると自分の町が魅力のないような気がして淋しくなります。

同僚は毎年、肉の返礼品を楽しみにしていて、今年は近江牛、来年は米沢牛にするとか。

鮭の切り身や、旬の果物の返礼品をどっさり職場に持ってきてくれる同僚もいて、このところ返礼品の恩恵に預かることが増えてきています。私たちの中にこの仕組みが浸透してきた証拠とも言えます。

 

返礼品を目当てに選ぶか、故郷を選ぶか、応援したい都市を選ぶか、人それぞれでしょうが、どれも自治体に直結のわかりやし仕組みです。 自治体の努力も見える、面白い制度だと思います。 遅ればせながら、私も挑戦しようと思っています。

写真はスイートポテトです。 近所に芋笑という焼き芋専門店もあり、今、サツマイモにはまっています。

 来週はお休みします。

2023年1月14日

温かい日になりました。

ドイツへ行っている句友から素晴らしい写真が送られてきたので、一部ですが掲載しておきます。きれいですね。

さて、この冬、節電プロジェクトにエントリーしてみました。でも、よく考えれば我が家はとうの昔からLED電球に変更済み、更に言えば共働きなので、朝早くから夜遅くまで家は無人。トイレはエコタイプの便座だし、エアコンもエコタイプ。つまり、これ以上の節電の余地が無いように思うのです。

弟の家はソーラーパネルを設置しているので、夏でも冬でも朝から晩までエアコンをつけっぱなしです。罪悪感なしで電気を使い放題だとか。

 

これらを考えると、家庭での節電はもはや限界に来ているように思います。この先、さらに節電をすると言えば、エスキモーのような恰好をして暖房を切るか、裸族となり冷房を使わないか。涙ぐましい努力が必要なようです。

しかし、石油つまり灯油もガスも石炭も、海外に求めている現状、努力すうしかないとは納得しています。今や日本が頼れるのは原子力発電、風力、水力、潮力、地熱ぐらいのもの、島国とは本当に情けないものです。

 

あまりに節電、節電と言われても、息切れしてきている現状、時々ご褒美も欲しいものです。節電に頑張ったご褒美がもらえる、節電プロジェクト、皆さんもエントリーいかがですか?

2023年1月7日

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、年初から会社の電話当番にあたりまして、朝から晩まで「お菓子を誤嚥してしまった」やら「便秘が6日目」「熱が出た」といった電話をさばいていました。そうは言っても初もうでには行くのが日本人として、正しい正月の過ごし方です。今年は少し趣向を変えて、寺へ行ってきました。近所の神社は、ここ数年のうちに参拝の人が増え、かなり並ばねばならなくなっており面倒になっていたというのもあります。でも寺、よかったです。

前々から、句友がボランティアでガイドをしているという寺が気になっており、ドライブがてら河内まで足をのばしました。女人高野で有名な金剛寺です。除夜の鐘でにぎわう寺ですが、正月の参拝客ももちろんいます。静かな境内を散策し、破魔矢を買い、手術を予定する叔母にお守りを買い、きれいな空気を吸って帰ってきました。

すっかり正月の寺に魅入られた訳ですが、来年はどこの寺へ行こうか、新しい楽しみができました。

 

ことしもコロナが流行っていますが、どうも5類へ変わるようですし、少し様子が変わりそうです。ワクチンも有料になるので、今のうちに皆さん、接種されることをお勧めします。